新たな建築が生まれるとき、人はワクワクし、前向きな気持ちが湧いてきます。
その期待の理由は、建築が新たな関わりを生みだすことで、ひとつの家族から大きな組織まで、それぞれが向き合っている社会の課題に寄り添い、その解決に寄与しているからだと思います。
変化し続ける社会において、私たちが目指すのは、建築を通して、人と人・人と環境との関わりを深め、新しい豊かさを生み出すことです。
1971年 東京都生まれ
1993年 早稲田大学理工学部建築学科卒業
1995年 東京藝術大学大学院美術研究科建築設計専攻修了
1995～2005年 大成建設株式会社設計本部・札幌支店設計部
2006年 石塚和彦アトリエ一級建築士事務所 設立
2016年 合同会社 石塚和彦アトリエ に法人化
2007年～ 北海道芸術デザイン専門学校 非常勤講師
2013～2023年 北海道科学大学 非常勤講師
2016年～ 北海学園大学 非常勤講師
日本建築家協会 登録建築家
北海道建築士事務所協会 会員
一級建築士（一級建築士登録番号 第 320245 号）
BIS（ビルディング・インシュレーション・スペシャリスト）
2017年 第4回 JCD北海道支部デザインアワード2017
最優秀賞（共同受賞）
2013年 第38回(2013年度) 北海道建築奨励賞
2012年 日本建築家協会北海道支部住宅部会住宅賞 フキノトウ賞
2012年 第2回北海鋼機デザインアワード 最優秀賞
2012年 第12回「きらりと光る北の建築」賞
2009年 下川町21世紀型環境共生モデル住宅プロポーザル
優秀者（次点）
中高校生の頃、放課後、学校のある西日暮里から上野まで歩くのが好きだった。
東京文化会館の音楽資料館で、クラシックをオーケストラの譜面を見ながら聴くためだ。途中、「谷根千」といわれる下町の、曲がった道や坂道を寄り道しながら歩く。譜面を見ながら、いろんな楽器の音をどう組み合わせたらこんな音楽になるんだろう、と不思議だった。
そう、建築の図面もオーケストラの譜面に似ている。そこから「どんな建築が立ち上がるのだろう？」
そんな興味がきっかけだったように思う。
当時は知る由もないが、僕が初めて意識した建築は、前川國男設計の東京文化会館と、「谷根千」の街並み。そして、オーケストラの譜面。
移動することが好き。できれば無理なく人力で。
スキーで山を歩いたり滑ったり。自転車に乗って出かけたり。知らない街を旅したり。
移動しているときの心地よさは、ひとつとして同じ状態がないことによるのだと思う。時間の流れに合わせて対応する楽しさと発見。緻密さと大胆さ。
突飛なことを言うようだが、そんな動的バランスのとり方は、住宅の設計によく似ていると思う。
きっと一言では言えないし、様々な住まいのあり方があって変化していくもの。美しい空間に身を置きたい一方で、赤裸々な生活の場でもあります。
だから、「住まい」ってこんなものとか決めつけないで、その時々によって「住まい」というものの位置付けに対して、動的なバランスをとっていくことが大切だと考えています。
固定された「住まい」の美しさより、人が過ごし時を重ねることでいつも新鮮に感じられる空間とはどんなものなのか？
そんなことを、シークエンシャルに考えたいのです。
そこに動的な美しさがあるように。
設 立 ： 2006年 2月
2016年 2月 合同会社 石塚和彦アトリエ に法人化
代表 社員 ： 石塚 和彦
事務所登録 ： 一級建築士事務所 北海道知事登録 （石）第6353号
管理建築士 ： 石塚 和彦（一級建築士 大臣登録 第320245号）
日事連 建築士事務所賠償責任保険 加入
＊建築・インテリア設計・工事監理業務
（建築・インテリア・エクステリア等の設計及び工事監理業務）
＊インテリア用品設計業務
（家具・照明等のデザイン、設計）
＊サイン・ディスプレイ等 デザイン業務
＊その他、上記に付随する業務全般