photo copyright : ISHIZUKA KAZUHIKO ATELIER
帯広まちなかの家
帯広の空洞化した中心市街地の中で、かつて火防線の役割を担っていた「斜交街路」の不意に連続する緑のシークエンスは、都市空間のアクセントとして街のパブリック空間の冗長性を生み出しているように感じました。
この住宅は、そんな「斜交道路」の傍らに位置し、緑のシークエンスにささやかに寄り添い、住居のアイコンとしての切妻屋根と、日射・プライバシーを調整する庇・ルーバー、経年変化を許容する木の外壁によって形づくられています。